2025年後半から2026年にかけて、主要な証券会社がパスキー認証(指紋・顔認証)を次々と導入・必須化しています。

セキュリティ強化としては歓迎すべきことですが、IPO投資家にとっては大きな問題が生じています。複数の証券会社にログインしてIPOを申し込む手間が、以前よりも格段に増えたのです。

パスキー認証とは?

パスキー認証は、従来のID・パスワードに代わる新しいログイン方式です。

項目 ID/パスワード認証 パスキー認証
ログイン方法 ID・パスワードを入力 指紋・顔認証・PINで認証
セキュリティ フィッシング被害のリスクあり フィッシングに強い
利便性 パスワードを覚える必要あり 生体認証で簡単
複数端末での利用 どの端末からでもログイン可能 登録端末からの認証が基本

パスキーはフィッシング詐欺に非常に強いため、証券会社が導入を進めるのは当然の流れです。しかし、IPO投資家にとっては新たな課題が生まれています。

主要証券会社のパスキー認証 対応状況(2026年3月時点)

証券会社 パスキー対応状況 必須化
野村證券 2025年11月〜必須化 必須
SMBC日興証券 2026年1月〜導入 必須
マネックス証券 2026年1月〜順次必須化 必須
楽天証券 2025年10月〜導入 一部必須
みずほ証券 導入済み 一部必須
SBI証券 導入済み 任意
東海東京証券 導入済み 任意

2026年に入って、野村・SMBC日興・マネックスといった主要証券会社がパスキー認証を必須化しました。これにより、従来のID・パスワードだけではログインできなくなっています。

IPO投資家にとって何が問題なのか

1. 複数社へのログインがさらに面倒に

IPOの当選確率を上げるには複数の証券会社から申し込むのが基本戦略です。しかし、パスキー認証の導入により:

7社に申し込むために7社分のパスキー認証を毎回行う必要があり、以前よりも手間が大幅に増えています

2. 従来のIPOツールが使えなくなった

これまでIPO申し込みを効率化するツールを使っていた方にとって、パスキー認証の必須化は致命的です。従来のツールはID・パスワードの自動入力を前提としており、パスキー認証には対応できないものがほとんどです。

3. パスキーのトラブルでログインできない

パスキー認証に関するトラブルも多く報告されています:

IPOの申し込み期限が迫っている中でログインできないのは、大きな機会損失です。

パスキー時代のIPO申し込み、どう効率化する?

Bitwardenを活用する

Bitwardenはオープンソースのパスワード管理ツールで、パスキーの管理にも対応しています。

Bitwardenにパスキーを保存しておけば:

パスキー対応のIPOツールを使う

従来のツールではパスキー認証に対応できませんが、Bitwardenと連携してパスキー認証を処理できるツールを使えば、パスキー必須の証券会社でもスムーズにログイン&申し込みが可能です。

これにより:

今後の見通し

パスキー認証の流れは今後も加速すると予想されます。

つまり、パスキー認証に対応した環境を整えることが、今後IPO投資を続ける上で必須になってきます。

まとめ

パスキー認証はセキュリティ面では大きな進歩ですが、IPO投資家にとっては「いかに効率よく複数社にログインするか」という新たな課題を生んでいます。ツールの活用で、この課題をクリアしましょう。

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